デザイナー
Giulio Iacchetti
Magneto
手工業の伝統とデザインの関係を常に心に置き、オブジェクトと習慣を再考案しながら、新しいプロジェクトのテーマを探索していきます。
Giulio Iacchettiは工業デザイナーやアートディレクターとして活躍する一方、デザインの専門学校や大学で教鞭も執っています。彼の活動の主たる特色は新しい類型のオブジェを探索し定義づけることです。ニューヨークのMoMAのデザイン部門の常設展示品でもある、生分解性可能な多目的のスプーンとフォークが一つになった「Moscardino」
の製作が認められて、2001年にMatteo Ragniと共にCompasso d’Oro ADIで賞を受けました。2009年にはイタリア共和国の大統領より彼がもたらしたイノベーションが讃えられ賞を授かりました。Foscariniのために単独のユニットエレメントが異なる形を形成する照明器具Tropicoと、隠れた磁石の力を利用して光の位置と方向を自由に変えることのできるMagnetoをデザインしました。


