Fare Luce Spazio Breraにおける展示会

11/01/2018

「FARE LUCE」:Foscarini Spazio Breraで開催された展示会―六つの空間の中で示唆的なアプローチが行われました-光と影の間にある弁証。Giovanni Maria Filindeuがキュレーターを務めました。

「FARE LUCE」、それは本-カタログの枠を超えてFoscariniの哲学を表現し、また建築家Giovanni Maria Filindeuによってプロジェクトされた2017年のミラノデザインウィークの開催中に行われたFoscarini Spazio Breraでのインスタレーションのタイトルでもあります。Via Fiori Chiari/Via Pontaccioにあるショールームはこの機会に全く空にされ、テクニカルパフォーマンスとしての目的だけでなく純粋に示唆的なディメンションを追求するために、六つの形の照明器具に合わせた六つの異なる空間が設けられました。

Filindeu自身がインスタレーションの持つコンセプトを説明します:
「光と影は、空間に意味を与えることと建てられた場所においての変貌のために、世界が建築に与えてくれた根本的で本質的なマテリアルです。これらの環境に身を深めることは、-空間の中にそして空間を横切り-光の現れにより誘発され育った感情、記憶、表現の世界を伝達する旅になります。
コースは経験を構造化するために作曲された音楽に伴われ、それによって歩調が設定されています:其々の部屋は反響室の様で、各自が固有のマテリアルとプロポーションとサウンドを持っています。音楽はこのようにして光の声となります。最初に光と出会う部屋から行程を開始すると、そこにあるレースの空が記憶を空間に変換させ、まるで早春の日曜日の午後の様です。続く光と空間の部屋に入ると、光は幾何学になり背景が変貌します。次なる部屋では光のギフトと場所としての光を発見します:必然的に出発点へと戻ります。光はまたエネルギーと力でもあり、雨を我慢したあらゆる年齢層の子供にとっての褒美である、虹の七色に彩られた空の光景にまで至ります。「FARE LUCE」は個人的な経験と発見の旅を表現するインスタレーションであり、Foscarini Spazio Breraにおいて2017年4月4日から29日まで開催されました。